昨今ではアメリカで大変なエコロジーブームとなっており、国民の食べ物に対する意識が変わりはじめています。まずこの国は世界屈指の消費大国で、大量にフードを販売するスタイルが定着をしていました。そして全部食べるのではなく、すぐに捨てるというのが常識と言われていたわけです。なかにはお店によっては、宣伝のために一日に1万個以上モノクッキーやドーナツを作って捨てることで宣伝効果を生み出していたほどもありました。
ニューヨーカーにとってソウルフードといえるのがホットドッグで、こちらも昔は捨てるか犬に食わせていたわけです。名前の由来にもなっているのでイヌのエサが多くの利用目的でしたが、現在は業務用ガラス容器を使用して余りものを安く販売するのが基本。簡単に概要を見ていくと、業務用ガラス容器のなかにあまったパンとソーセージを入れて、施設などに配っていました。どうして業務用ガラス容器が便利なのかというと、内部を真空状にして鮮度を保てるからです。
実はこのガラス容器は日本生まれとなっており、現在も国内でしか生産をされていません。アメリカでは自国でも販売をしたいといっており、間もなく支社を作って生産に乗り出す見込みです。パンやケーキも入れられるので、良い防災食をストックすることも可能。さらには定価よりも安い1セント程度で売れ残りを売っているので、これを買い求める方も大勢いるほどの盛況ぶりとなっているのが魅力です。